ノルレボと何が違う?
アフターピル・「アイピル」の話
アイピルとは
アイピルは、インドの製薬会社・ピラマルヘルスケアで作られているアフターピルです。
日本で処方されるノルレボのジェネリック薬品(同じ成分・同じ分量で後から発売された薬)です。
有効成分の強い力によって避妊します。
アイピルについて、詳しくご説明していきます。
アイピルの効果
アイピルは、十分な避妊ができなかった性交後に使う避妊薬です。
同じ内容で臨床試験も行われたノルレボでは、性交後72時間以内の服用で81%~96%の避妊成功率があります。
アイピルの避妊効果は、有効成分であるレボノルゲストレルによるものです。
次の3つの効果によって、避妊効果を発揮します。
1.排卵させない
2.侵入させない
3.着床させない
レボノルゲストレルの作用で、まず排卵を強制的にストップさせ、受精を防ぎます。
すでに排卵後でも、子宮の入り口の粘液を変化させ、精子の侵入を防ぎます。
仮に受精しても、子宮内膜の増殖を防ぐことで、着床をさせません。
これらのどれか1つでもうまくいけば、妊娠を防ぐことができます。
アイピルの有効成分・レボノルゲストレルの高い避妊効果は、国内の臨床試験でも明らかになっています。
性交後72時間以内の女性63人にレボノルゲストレルを投与したところ、妊娠したのは1人のみという結果でした。
服用は早ければ早いほど高い避妊効果を得られます。
効果を最大限に引き出すために、早めに飲みましょう。
アイピルの特徴
アイピルの特徴は、低価格な点です。
アイピルは日本でも病院で入手できるノルレボと同じ成分が、同じ分量で含まれています。
ノルレボのジェネリック薬品とも言います。
ジェネリック薬品とは、有効成分・内容量も同じ、後から販売される薬です。
最初の薬よりも安く入手できます。
安いからと言って効果が低いわけではありません。
最初の薬に比べ、開発にかかる費用や時間が少ないため、値段も安くなるのです。
アイピルの副作用
アイピルの主な副作用は、次のものです。
・不正出血(性器からの生理以外の出血)
・吐き気
・頭痛
・胸の張り
・腹痛
など
また、消退出血という、子宮内膜が剥がれ落ちて起こる生理のような出血が、レボノルゲストレル服用者の5割程度に見られます。
アイピルを服用してから3日目以降で消退出血があった場合、避妊成功の可能性が高いと言われています。
ただし、出血は確実な避妊の合図ではありません。
次の生理が来たら成功です。
アイピルの飲み方
アイピルは、性交後72時間以内に1錠服用します。
早めの服用で避妊の成功率は上がります。
避妊の失敗に気づいたら、なるべく早く飲みましょう。
また、服用してから2時間以内に嘔吐してしまった場合、有効成分が身体に吸収されていない可能性があります。
そのため、もう1錠飲みなおす必要があります。
嘔吐を防ぐためにも、服用後の飲酒は控えましょう。
アイピルの注意点
アイピルには注意点があります。
安全に使うためにも、注意点はしっかり守りましょう。
併用禁忌
併用禁忌とは、一緒に使うと身体に悪い影響が強く出てしまう恐れのある成分です。
アイピルには、併用禁忌の成分はありません。
しかし、その分注意事項がいくつかあります。
しっかり確認し、安全に使いましょう。
併用注意
併用注意とは、身体の状態をチェックしながら、慎重に扱う必要がある成分です。
次の成分が併用注意です。
・抗けいれん薬
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・リファブチン
・リファンピシン
・セイヨウオトギリソウ
など
通院中の場合は、担当医へすぐに相談しましょう。
その他
その他の注意点はこちらです。
使ってはいけない人
・アイピルの成分に対し過敏症になったことがある人
・重い肝障害のある人
・妊婦
注意が必要な人
・肝障害のある人
・心疾患、腎疾患の人またはなったことがある人
・授乳中の人(アイピルを服用した後、24時間は授乳しない)
注意点を守って、落ち着いて服用しましょう。
アイピルの入手方法
アイピルの入手方法は、病院処方と通販(個人輸入)の2通りです。
すぐに薬が欲しい人は、病院に行きましょう。
逆に、念のために持っておこうという人には通販の方が使いやすいかもしれません。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
病院処方
病院処方の大きな特徴は、「医師の存在」です。
次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・安全に使えるか医師に診てもらえる
・身近な人に相談しづらいことを相談できる
・薬がすぐに使える
デメリット
・やりとりする必要がある
・高い
冷静な判断が困難な時に、第三者の医師がいれば安心です。
何より、服用が早ければ早いほど緊急避妊の成功率は上がります。
もし今が緊急時なら、今すぐ病院へ行きましょう。
しかし、避妊薬の話はとてもデリケートです。
やりとりが苦手だったり、誰にも話したくなかったりすると診察時間は苦痛なものになります。
さらに、アフターピルを病院で入手する場合、とても高価です。
アイピルと同じ内容のノルレボは、1回分で10,000円前後します。
「あまりにも高すぎる」という人も多いでしょう。
とはいえ、緊急時には病院へ行くしかありません。
スピードを重視する人は、病院へ行きましょう。
通販(個人輸入)
「個人輸入」は、個人でメーカーなどから海外製品を直接入手することです。
ただし、購入できるのは自分で使う分のみです。
他人に渡してはいけません。
通販の大きな特徴は、「すべてにおいて自己判断」なところです。
医師がいないため、服用についてはすべて自己責任です。
以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・誰ともやりとりしなくて良い
・いつでもどこでも注文できる
・安い
デメリット
・すぐに届かない
・すべて自己判断
婦人科へ行く際には、人によってさまざまな問題が生じます。
病院が遠い、人目が怖い、やりとりしたくない、、、
通販にはこういった問題に悩まされることがありません。
画面と自分とのやりとりで注文はすべて完了です。
そして、アイピルはノルレボのジェネリック薬品なため、安く入手できます。
ジェネリック薬品とは、先にできた薬と同じ成分・同じ効果の薬です。
アイピルは通販で、平均1,500円前後で入手できます(送料は1,000円前後)。
しかし、数ある通販サイトで、いったい何を使えばいいのかわからないものです。
海外から輸入って少し怖いし、安全なサイトを使いたいですよね。
そこで、1番信用できる通販サイトをご紹介します。
「お薬なび」です。
お薬なびは2009年の開設から、100万人以上に利用されている個人輸入代行サイトです。
口コミは豊富で、リアルな生の声を見て購入の検討ができます。
また、不確かな情報はのせないのがお薬なびの良いところです。
説明も丁寧で、利用者が多いのも納得です。
個人輸入はお薬なびをおすすめします。
ただ、製品は海外から発送されるため、到着には時間がかかることがあります。
さらに、医師がいないため注意事項の確認もすべて自分でしなくてはいけません。
自己判断が怖い方には病院へ行くことを推奨します。
「万が一の時のために持っておきたいな、、、」という人は、手軽に入手できる通販がおすすめです。