ローリナはどんな低用量ピル？
安くて本当に大丈夫？
効果・特徴・入手方法！
ローリナとは
ローリナは、有効成分はマーベロン、構成はトリキュラーと同じ低用量ピルです。
そのため、こんな特徴があります。
・ニキビができにくい。
・ホルモン量が3段階で、体への負担が少ない。
病院処方できるマーベロンとトリキュラーのいいとこどりです。
それでは、ローリナを詳しくご紹介します。
ローリナの効果
ローリナにはこんな効果があります。
・避妊できる
・生理日をずらせる
・生理痛や生理不順を解消できる
・ニキビを治せる
女性ホルモンの力で、上記の効果が期待できます。
ローリナの強みは、ニキビへの効果です。
デソゲストレルという有効成分がホルモンバランスの乱れを整え、肌をきれいに整えます。
ローリナ自体の臨床試験はありませんが、デソゲストレル剤の避妊効果は高く、正しい使用で約99%の避妊率です。
生理痛や生理不順に悩む人には良きアイテムとなるでしょう。
ローリナの効果は日本の病院で処方されるマーベロンとほぼ同じです。
違うのは、ホルモン量がより自然な流れになっているところです。
そのためマーベロンで副作用が頻繁に見られた人にも使いやすい低用量ピルとなっています。
ローリナの特徴
ローリナの特徴はこちらです。
・1錠あたりのホルモン量が3段階に変化する
→自然なホルモン量の動きで体への負担が少なく、副作用が起こりにくい
・入手できるのは通販のみ
→病院での処方はない
・有効成分はデソゲストレル
→男性化症状が出にくい、血栓症のリスクがやや高い
男性化症状：男性ホルモンの作用でニキビが出やすくなったり体毛が濃くなったりすること
血栓症：血液が固まり、血管をふさぐこと
世代と相性
ローリナは第3世代3相性の低用量ピルです。
低用量ピルの有効成分の中でも、3番目に開発されたデソゲストレルを含み、ホルモン量が3段階に分かれています。
ローリナは、ニキビのできやすい人や副作用が心配な人に使いやすい低用量ピルです。
ローリナの副作用
ローリナにはこんな副作用が見られます。
よくある副作用
・吐き気や嘔吐
・不正性器出血（生理以外の出血）
・乳房のはり
・頭痛
・だるさ
・発疹
・下痢
・腹痛
・月経過多 など
重大な副作用
・血栓症（血液が固まり血管をつまらせる病気）
長期使用によりリスクが高まる病気
・乳がん
・子宮頸がん
ローリナの有効成分であるデソゲストレルについて、海外の血栓症に関するデータがあります。
1年間デソゲストレル剤を服用し、血栓症になった人は1万人あたり2人というものです。
また、長期使用で乳がんや子宮頸がんのリスクは増加しても、発症は非常にまれです。
ローリナを使っていてもいなくても、定期検診は必ず受けましょう。
ローリナは薬なので、最初は特に副作用が多く見られます。
しかし体が慣れてくればそれ以上の効果が助けてくれるはずなので、必要以上に恐れることはありません。
ローリナの飲み方
ローリナは、指定された順番通りに21日間1日1錠飲みます。
その後7日間休みます。
この28日間の繰り返しです。
7日間休む間に、消退出血と呼ばれる出血があります。
これが生理の代わりです。
経血量が少ないため、生理痛も軽減されます。
ローリナを飲み進める注意点は、7日休んだ後に飲み忘れないことです。
忘れた場合、その1錠を飲む制限時間がほかの低用量ピルと異なります。
ほかの低用量ピルは24時間以内ですが、ローリナは12時間以内です。
思い出した時点で飲み、その日飲む分はいつもの時間で飲みます。
つまりその日は2錠飲むことになります。
12時間以上たったら諦めて、次の生理から飲み始めましょう。
12時間は寝て起きたら一瞬です。
飲み忘れない工夫をしましょう。
ローリナの注意点
ローリナを使う際、併用（一緒に使うこと）ができない成分があります。
効果を最大限に引き出すためにも、注意点は確認しておきましょう。
併用禁忌
ローリナの併用禁忌は次の成分です。
・オムビタスビル水和物
・パリタプレビル水和物
・リトナビル配合剤
C型慢性肝炎の治療に使われるのが、上記の成分です。
血液に異常が出てしまう場合があるので、一緒に使ってはいけません。
ローリナの服用は肝炎の治療が終わってからにしましょう。
治療が終わって2週間たったらローリナの服用が可能です。
併用注意
ローリナの併用注意は次の成分です。
・副腎皮質ホルモン
・三環系抗うつ剤
・セレギリン塩酸塩
・テトラサイクリン系抗生物質
・ペニシリン系抗生物質
・血糖降下剤
・ラモトリギン
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・セイヨウオトギリソウ
など
上記成分と同時に使うとお互いの効果に影響が出る恐れがあります。
病気の治療中は、必ず担当医または看護師に相談してください。
その他
その他、ローリナを使ってはいけない人はこちらです。
・40歳以上の人
・1日15本以上タバコを吸う人
・心臓、肝臓、肺、血管など臓器に異常があるまたはあった人
・乳がんや子宮頸がんになったことがある人
・乳がんになった血縁者がいる人
・原因不明の異常性器出血のある人
・血栓ができやすいまたは血縁者に血栓症患者がいる人
・肥満の人
・高血圧の人
・てんかんのある人
・テタニーのある人
・妊娠中または妊娠の可能性がある人
・授乳中の人
・手術前4週間、術後2週間、産後4週間の人
など
入念なチェックが安心につながるので、確認しましょう。
ローリナの通販
ローリナは通販（個人輸入）のみで入手可能です。
病院では入手できません。
どんな特徴があるのか、ご紹介していきます。
通販（個人輸入）
ローリナは海外から直接個人的に購入することで入手できます（個人輸入）。
日本語の個人輸入代行サイトもあるので、英語がわからなくても大丈夫です。
そんな通販の強みは、なんといっても手軽さでしょう。
・誰にも知られずに入手できる
・どこでも注文できる
・1箱2000円ほどの安さ
ピルを飲むのはなんでもないことなのに、変に反応する人がまだいるようです。
その他、忙しくて診察の時間を取れない人もいるでしょう。
そうなると誰にも知られず、どこでも注文できる手軽さは通販の最大のメリットです。
また、ローリナは毎日飲むものです。
何箱も買うとして、ローリナはまとめ買いで割り引かれることがほとんどです。
ただ、安いと安全性を考える人もいるでしょう。
しかしローリナに含まれるのは、病院処方のマーベロンと同じ有効成分です。
同じ成分だけど安いのは、大きな魅力です。
一方、通販は注意すべき点もあります。
・自分で情報をきちんと調べる
・すべて自己判断になる
医師はいないので、すべて自己責任です。
過去の病気なども、自分でしっかりチェックしておきましょう。
自分を守るために使うなら、安全に使うための準備も怠ってはいけません。
正しく使えば、きっと今より快適な暮らしがあるはずです。