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もう無理、、、それPMSかも。
原因・なりやすい人の特徴、改善策を解説

目次

PMS(生理前症候群)とは

PMS(生理前症候群)とは、生理前になると決まって心や身体の調子を崩してしまう症状です。
日常生活に支障をきたすほどなのに、多くの場合は生理が始まるとぴたりと止まるのが特徴です。

PMSには精神的・身体的な症状があります。
精神的症状:イライラ、情緒不安定、落ち込み、集中力の低下、睡眠障害など
身体的症状:下腹部の痛み、腹部膨満感、頭痛、乳房の痛み、むくみ、肌荒れなど

原因ははっきりとしていませんが、ホルモンや神経伝達物質の影響だという説があります。

PMSの種類

PMSは、心と身体に影響を及ぼし、時に日常生活にまで支障をきたす厄介ものです。
そんなPMSの症状を、心と身体に分けて詳しく見ていきましょう。

心の症状

PMSでは、心に以下のような症状が出ます。

心の症状:イライラ、情緒不安定、落ち込み、集中力の低下、無気力感、睡眠障害、憂鬱感など

「しんどい」「悲しい」「うるさい」「全部やめたい」
こんな気持ちが続いていたのに、生理がきたとたん、なんだったの?というくらい心が軽くなったことはありませんか?
だとすると、それはPMSのせいかもしれません。
突然心がまっくらになったら、PMSを疑ってみましょう。

より精神的な症状が強い場合、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。
PMSもPMDDも、自分が悪いのではありません。
まずはそれを理解することが大切です。
そのうえで、薬や病院に頼ってみるのも1つの手です。
好きなことをしたり気分転換をしたり、とにかく自分に優しくすることを心がけましょう。

身体の症状

PMSによる身体の症状は以下のようなものです。

身体の症状:下腹部の痛み、腹部膨満感、頭痛、乳房の痛み、むくみ、肌荒れ、めまい、肩こりなど

発生時期は生理の2日~2週間前と個人差はありますが、生理前に上記の症状がみられます。
上記の症状はほんの1部で、人によって症状の出方はさまざまです。
当然重さも人それぞれです。
女性同士ですら理解されないこともあります。
そのためなかなか人には相談しにくい案件です。

そのつらい症状は、身体の都合上仕方ないものです。
しかし運動や食事、薬で改善もできます。
うまく付き合っていきましょう。

PMSの原因

PMSの原因は、実ははっきりとわかっていません。

原因については諸説ありますが、女性ホルモンの変動によるものという指摘があります。
排卵後に女性ホルモンのバランスが崩れることで、心と身体に影響が出るというものです。

最近ではセロトニンという神経伝達物質の低下が原因だという指摘もあります。
普段心のバランスを取っているセロトニンが排卵後に減少してしまうため、心の不安定につながるという説です。

いずれにせよ人間は普段、絶妙なバランスで生活が成り立っているということがわかります。
毎日、心身ともに健康に暮らしていること自体が奇跡的なことと言えるほどです。

PMSになりやすい人

PMSは、まじめな人、ストレスが多い人、几帳面な人、完ぺき主義の人、我慢しがちな人ほど症状が強く出やすいと言われています。
性格的な面が大きく影響しているようです。

仕事をしっかりやりたいのに、本当はもっとできるのに、なんだかいろいろ引っかかってイライラしてしまう。
理不尽なことを言って周囲に当たり、そういう自分に落ち込んでしまう。
それがPMSだからだと気づくことができたら、気持ちが軽くなることもあります。
まずは気づくことです。
誰のせいでも、自分のせいでもないということを理解することが第一歩です。

PMSの改善

PMSには改善方法があります。

・運動をする
・食事に気を付ける
・低用量ピルを使ってみる

以上の方法で、つらい症状がぐっと軽くなることがあります。
生活に組み込むとなると少し面倒かもしれませんが、やってみたら何かが変わるかもしれません。
軽い気持ちで、試しにやってみてください。

運動

PMSの改善には軽い運動が効果的と言われています。
気分転換になるのはもちろんのこと、体の血行を促進することによって、PMSの症状が軽くなります。
運動と言っても激しいものではなく、軽い有酸素運動がおすすめです。

・ストレッチ
・ヨガ
・ランニング
・サイクリング
・スクワット

運動の中でもおすすめしたいのは、散歩です。
そこまで激しく動くものではないですが、いい気分転換になります。
今まで意識を向けていなかったところに発見があるかもしれないし、季節の花が咲いているかもしれません。

散歩できる環境も余裕もないという方は、おうちの中でのストレッチも効果的です。
特に下半身を重点的にストレッチすると血行も促進され、症状緩和が期待できます。

気分転換と血行促進で心も身体も喜ぶ運動は、とってもおすすめのPMS改善法です。

食事

PMSを改善するためには、ビタミン・ミネラルに気をつかいましょう。
特におすすめな食べ物をご紹介します。

ビタミンB6
→マグロ、ニンニク、さんま、バナナなど

ビタミンD
→サーモン、卵、干ししいたけ、さんまなど

カルシウム
→サクラエビ、しらす、シシャモ、牛乳など

マグネシウム
→ほうれん草、納豆、ナッツ類、あおさのりなど

バナナはそのまま食べられるし、牛乳やしらすもそのまま口に入れられると思うと、意外と取り入れやすいかもしれません。
マグネシウムを含む素焼きのアーモンドは美容にもいい食べ物です。
反対にカフェインやアルコール、喫煙は控えましょう。

余裕のないとき、面倒な時はそのまま食べられるもので十分です。
ちょっと元気な時は調理をして、自分を褒めるところまでがセットですよ。

低用量ピル

低用量ピルは、PMS改善が大得意です。
低用量ピル=避妊というイメージは多いですが、治療目的で使う人も多い薬です。
例えばこんな目的で使われます。

・生理痛の軽減
・生理不順の改善
・生理日の移動
・卵巣がんの予防
・子宮内膜症の治療
・避妊

日本であまり低用量ピルが普及しないのは、副作用のイメージが強いためです。
確かに低用量ピルは薬なので、ほかの薬と同様に副作用がでることがあります。
特に副作用が出やすいのは使い始めの1~3か月と言われています。
注意事項をしっかり確認して、正しく使いましょう。

身体が慣れたら、毎月の憂鬱もきっと晴れるはずです。

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